未だメインにnexus7(2013)を使っている私ですが、最近はwindowsタブも結構いいよなーとか思います。なにせキーボードを付けられる2in1タイプの端末が多いですから。
さて、各社が2in1タイプのwindows端末をこぞって発売するということは、それだけここ1~2年の間でSOCの性能向上が著しかったと考えてよいと思います。
かつてのモバイル端末、ガジェット的な機器は無理をしてwindowsをのせていましたが最近は性能に余裕があるように感じますからね。ipaqとか懐かしいですわ…。
ファーウェイ、厚さ6.9mmで約640gのWindows 10搭載12.5型2in1を国内発売(PC Watch)
x86/x64系SOCを振り返ってみると、爆発的にヒットしたベイトレ世代(atom z系)からチェリトレ世代(atom x系)、core M系と性能は確実に上がってきましたし、特にcore Mはグラフィックス性能もなかなか侮れないものがあります。
残念ながらatomはインテルが終息宣言を出してしまいましたが、windowsタブは今後もしばらくは目が離せないかもしれません。
一方で大混戦なのはスマホ、タブをひっくるめたandroid市場でしょうか。独自の道を行くappleに対しandroid陣営はOSのバージョンもまちまち、SOCの種類も半端ではありません。
正直なところ泥端末は価格面で言えばほぼロー、ミドル、ハイと三極化しているものの、似たような性能が多くわけがわかりません。(よく用いられるMediatek系は複雑すぎるSOCファミリーを構成してますし、多くから信頼されるqualcommは新SOCの供給が遅れ気味で新旧混在していると言えます。)
しかしながらクアッド(4)コア、オクタ(8)コア、デカ(10)コアとSOCのコア数増加と性能向上は確実に進んでおり、基本性能はほぼ満足な水準になってきました。このまま順調に性能面を満たしつつシェアが確保できるならandroid端末でもwindowsのように身近に扱う日はそう遠いものではないのかもしれません。
ただし、コスパに優れた製品でCPU周りが豪華でもGPU周りがかなり遅い地雷SOCが多いのに気をつけねばなりませんが…。
当面、android端末に必要なのは作る側にとって扱いやすいSOCと、しばらく安定して使えるandroidのバージョンでしょうかね。